銅山川 肘折

今回は銅山川。ガイドではそれなりに釣れているようだ。

肘折温泉の傍を流れる銅山川山形市から直線距離では大した事は無いのだが、道路(R458)では大変なことになる。特に寒河江市側からは約30kmの内20km近くがダートとなるので注意が必要だ。

肘折いでゆ館でまず腹ごしらえ。ここは公衆浴場もあって休憩にお進めである。

この肘折いでゆ館前が非常にいい渓相なのである。

まあここは最後に取っておくにして。

川を遡ってみる。銅山川は温泉街に沿って流れている。途中で支流の苦水川が合流しているが、そちらは赤水混じりのため敬遠。発電所の方を見ながら遡ると、しばらく川から離れる。その後最初の橋を渡るころからまた近付いてくる。やがて数台分の駐車スペースが表れ、そこには温泉と書いてある。秘湯中の秘湯、石抱温泉。この辺りから入渓する。大岩も混じる渓相で悪くない。丁寧にキャストしていくが、数回のあたりはあったものの、その後は反応もない。ここは切り上げる。
後で確認したところ、この上流に2箇所堤があり、それぞれ別ルートの林道が通じている。そこまで行けばどうにかなっていたかもしれない。

その後いでゆ館前を釣ってみるが見掛けに反して魚影は見られず反応もない。すれる程釣り人が入っているとも思われないが、釣り切られてしまったのか。そういえば入漁券取扱店が苦水川の合流点付近にある休み処のみ、温泉街の主な商店などでは取り扱っていなかった。漁協の活動はあまり活発ではないようだ。せっかくここまで来たのに残念な結果となった。